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ひと部屋リフォーム・間取り変更リフォームのポイント

新築で戸建てを手に入れたときは…

  • 新築で戸建てを手に入れたときは、最適な部屋の数、最適な間取りだと思っていたけれど、
    年齢が進むにつれて不便に感じるところが出てくるものです。
    どこのご家庭でも大きなライフイベントは必ずやってきます。

    また、長くても10年単位でライフステージも変化し、合わせて暮らしのリズムやサイクルも変化します。

    今回は、このような変化に合わせてリフォームするポイントをご紹介していきます。

    1: ひと部屋リフォーム・間取り変更リフォームがおすすめの理由

    お子さんが大きくなったので、それぞれの部屋が必要になる。
    反対にお子さんが独立されたので、夫婦二人で安心できる見通しのいい広い部屋がほしい。

    また、お子さんが独立されたことを機に、これまでやりたかった趣味に力を入れるため、広い部屋を夫婦二人それぞれの趣味の部屋に変更したい。

    もし、こういったことを考えておられるのなら、大きなフルリフォームではなく、と屋だけのリフォームや、間取りを変更する小さなリフォームを検討してもらうことをおすすめします。

    リフォームと聞くと、家全体を変えるイメージが強いものですが、リフォームとはそういうものではなく、今の暮らしに(ライフスタイル)に合わなくなってきた部分を、快適に過ごせるように変更することなんです。

    ですから、先ほどのお悩みや、これに近い状態で困っておられるのなら、これからお話する
    ・ひと部屋リフォーム
    ・間取り変更リフォーム

    どちらかを具体的に検討してみてください。

    2: ひと部屋リフォームのポイント

    それではまず、ひと部屋リフォームのポイントからご紹介していきます。
    ひと部屋リフォームでよくあるのが次のようなケースです。

    (1)和室を洋室に

    お子さんが生まれたばかりの頃は、和室での暮らしが便利です。
    ベッドから落ちるということもありませんし、畳の上を赤ちゃんがハイハイすることもできます。
    お母さんも和室の方が、赤ちゃんと一緒にゴロンと横になりやすいですし、気分的にも和室に寝ころべると、少しは疲れやストレスも癒されます。

    しかし、お子さんが小学校へ行き始めると、一番に「自分の部屋」がほしいということになります。そして学習机も必要になります。
    友達もやってきます。
    こういう状態に変化すると、和室よりも洋室の方が使い勝手が良いことに気づきます。

    だからと言って、増築して部屋を増やすのも大変。
    こういうケースには、ひと部屋リフォームで和室から洋室へリフォームするのが費用的にもおすすめです。

    (2)畳からフローリングへ

    介護が必要になったとき、畳の部屋では車いすや介護ベッドは使いにくいものです。
    部屋と廊下の段差や、ドアの開閉方向にも気を配る必要が出てきます。

    こういったケースにも、ひと部屋リフォームがおすすめです。
    部屋は和室のままで良いですが、床だけを畳からフローリングへ変える。
    部屋と廊下の段差をフラットにし、扉は和室のまま横開きにする。

    介護が必要になった場合、工事期間も短い方がいいです。
    そしてお年寄りは、部屋の中があまり変わらない方が安心されます。
    大きく変わるリフォームよりも、ひと部屋リフォームがおすすめなケースです。

    (3)ひと部屋リフォームのポイント

    このようなケースでひと部屋リフォームを検討するとき、忘れてはいけないポイントがあります。
    それは「部屋の明るさ」です。

    部屋の内部を変更することで、朝や夜に感じる部屋の明るさも変わることがあります。

    夜に明るすぎると寝るのに時間がかかります。
    朝に暗すぎると気持ちよく目覚めにくくなります。

    内装やフローリングを変えると、これまでと同じ照明器具でも明るさがかわりますので注意しておきましょう。

    (4)二重窓も検討しておきましょう

    せっかくひと部屋リフォームを行うのですから、防音性、断熱性を考えて「二重窓」を検討しておきましょう。
    部屋の向きや、部屋の場所によって必要かどうかが変わりますので、リフォームの専門家と相談されるのが一番です。

  • 3: 間取り変更リフォームのポイント

    続いて間取り変更リフォームです。
    間取り変更リフォームは、ひと部屋に仕切を作って2部屋にするケースと、
    2部屋を仕切っていた壁を取り除き、広めのひと部屋にするケースが多いです。

    どちらも共通しているのは「壁」の工事。
    壁を取り除いた場合には、内装の張り替えが必要になります。
    壁を新しく取り付けた場合は、最低でも床の張り替えが必要になります。

    また、壁を取り除いた場合、ひと部屋が広くなりますので、お客様がいらっしゃったとき「全体が見えてしまう」ということにも。

    これでは困ることもあるでしょうから、見えては困る部分には、
    ・アコーディオンカーテン
    ・ロールスクリーン
    ・引き戸
    などを取り付けおくと、後々使い勝手が変わってきます。

    本来ですとプライベート空間は壁で出来ているわけですが、壁を取り去ったためにプライベート空間がなくなっています。

    忘れがちですが、後から慌てなくても良いように、プライベート空間の確保を検討するときには入れておいてください。


    4: 最初は「ひと部屋リフォーム」から考えてみましょう

    リフォームを初めて検討されているのなら、最初は「ひと部屋リフォーム」から初めてみられてはいかがでしょうか。

    例えば、先ほども出てきましたように、和室から洋室へ。
    広い部屋を2つの部屋へ。

    ライフステージに合わせて、キッチンとダイニングを一つにするのも方法です。

    ひと部屋リフォームは、費用もフルリフォームのように掛かりませんし、工期も短くて済みます。

    工事の間は、少しご不便をお願いすることになりますが、普段通りの暮らしを続けていただきながら、部屋が変化していく様子をご覧いただけます。

    より快適に暮らして頂くためにも、合わなくなった部屋や間取りは、小さくリフォームしていってもらうのが良いでしょう。

  • 5: まとめ

    ライフステージに合わせたリフォームは、負担が少なく実現できます。
    また、リフォームすることで新しい暮らしも意識でき、気分も変化していきます。